年間100人以上の就活生と模擬面接をした商社マンによる面接対策(ES編)

面接対策

ほとんどの企業が、
選考の一番最初に取り入れているのが
エントリーシートです。

このフェーズを通過しなければ
選考には進めませんので、
エントリーシートの通過率を
高めることが就活の
重要な課題
でもあります。

しかし、企業によって
エントリーシートの内容が異なるので
対策は容易ではないと思います。
(ガクチカ・自己PR・志望動機は
どの企業でも記入する可能性が高いので、
これらは使いまわし可能な完成形の文章を
作成しておくと良いでしょう。
ただし、業界や職種によって
求める人物像は異なるので
全て使いまわすのではなく、
適材適所に活用しましょう。)

企業によって異なる内容のエントリーシートの
対策をすることは難しいですが、
添削によって質を高めることは可能だと思います。

ここでは、エントリーシートの
大枠の添削の観点をご紹介します。

本記事は以下のような方にオススメです。

  • これから就活を始める方
  • エントリーシートの通過率を上げたい方
  • エントリーシートの添削に悩んでいる方

全体の構成

まずは「ひとつの設問」に回答する中で
注意すべきポイントについてです。

  • 結論ファーストであるか

面接の回答と同様に、
エントリーシートの回答も
「結論」を文頭に持ってくるべきです。

その後、「詳細」を記載し、
最後に再度「結論」で締めると、
読み手が理解しやすい文章になります。

結論が最初にないと、
話の行き先がわからず、
「何を言いたいのか?」
を想像しながら読むことになり、
迷路の中を迷いながら、
文章を読んでいる感覚になります。

結論が最初にあることで、
ゴールが見えた状態で
その後の文章を理解しやすくなり、
「これを言いたいのだ」と行き先が見えた状態で
文章を読むことができ、
初見でも理解しやすくなります。

エントリーシートでも、
面接と同じように、結論ファーストにしましょう。

  • 文頭と文末の結論が不一致

上述のように、
結論→詳細→結論
の流れで書いていても、
「文頭の結論」
「文末の結論」

異なる内容になっていることがあります。

これでは、設問の回答として
「文頭の結論」を述べたいのか、
「文末の結論」を述べたいのか、
文章が理解しづらくなってしまいます。

エントリーシートの見直しをする際は、
「文頭」と「文末」で述べていることが一致しているか
を確認すると良いでしょう。

  • 設問で「聞かれていること」と「回答」を一致させる

当然のことのように思えるかもしれませんが、
意外とやってしまいがちです。

複数の企業のエントリーシートを書いていると、
効率的に作成するために、
他の企業で使った文章を転用することもあると思います。

転用すること自体は、
就活を効率的に進めるためには
問題無いと思います。

しかし、転用した文章が
設問で「聞かれていること」と
微妙にずれてしまっていることがあります。

転用をする際は、
設問で「聞かれていること」
「回答」が一致しているか確認し、
必要があれば修正しましょう。

全体の一貫性

次に、「エントリーシート全体」
という観点での添削もすると良いでしょう。

複数の設問がある中で、
一問ずつの回答としては完成していますが、
全体を通じて見たときに
内容が一貫していない
ことがあります。

設問①の中で述べた強みと
設問②で述べている強みが
違っているというイメージです。

もう少し具体的な例を述べますと、
設問①がガクチカについての設問として
そこにあなたは「巻き込み力」を述べたとしましょう。

しかし、その後の設問②の
志望動機(または「入社後にやりたいこと」など)
についての設問では、
「持続力を生かして、御社の事業の発展に貢献したい」
(または「持続力を生かして、〇〇に取り組みたい」など)
と書いているケースがあります。

この全体を通じてのミスマッチがあると
エントリーシートを読んでも
「この人は、どういう人なのだろう?」
という印象を持ちやすいと思います。

したがって、
エントリーシート全体を通じた一貫性があるか
という観点での添削を行うと良いです。

AIによる添削

最後に、誤字脱字の対策として、
AIによる文章の添削を利用すると、
効率的に添削ができます。

誤字脱字があると、
企業に提出する資料としては不適切ですし、
選考の観点から見ても印象は悪くなります。

最近では便利なAI機能が多くあり、
「AI 文章添削」などで検索してみると
無料のツールなどもありますので、
こういったツールも活用して、
効率的に誤字脱字を防げると良いでしょう。

以上の観点から、エントリーシートの添削を行ってみてください。

また、商社や再エネ業界の情報をXで発信していますので、
興味があればぜひご覧ください。
https://twitter.com/shoshaman_haji

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